おえかきクラブ「OYAKO」読売新聞活動記事掲載文+α | |||
2004 5月3日(月) くらし家庭欄育てる 写真つきで大きく取り上げていただきました。 1/4ページの記事掲載です。 おえかきの様子は、こちら |
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2004年(平成16年)5月3日(月曜日)讀賣新聞 12版くらし(24) | |
下記掲載記事 (水色文字が掲載文 赤文字は、+α補足文です!) 育てる *************************************** 子どもはお絵描きが大好き。でも、親はつい形や色に口出ししがちだ。絵は心や体の発達とも密接な関係がある。発達を促すためにも、子どもには、自由に描かせ見守ることが大切だと、専門家は強調する。 「お絵描き 形教えず見守って」 「中身を聞き感動共有 表現する喜び 養う」 *************************************** 思い思いに絵を楽しむ 「おえかきクラブ OYAKO」の子どもたち。 後片付けまできちんとする(東京都北区で)←赤羽会館にて取材 新聞記者さんにYちゃんがお掃除一生懸命やってくれる事をアピールしておきました! スポンジや丸めた古布を割りばしに輪ゴムで取り付けると、特製「絵筆」の出来上がり。ラップのしん、フィルムケースも絵の具をつければ「はんこ」になる。 子どもたちは、床いっぱいに広げた大きな紙に、思い思いに絵を描いていく。 東京都北区の「おえかきクラブ OYAKO」の活動風景だ。 二歳から小学生までの十五人が週2回、地元の会館などに集まって、絵や工作を楽しんでいる。 美術大学出身の杉浦さやかさんが、六年前から主宰している。←女子美術大学卒です 同区のOさん( 歳)は、五歳と三歳の娘を連れて参加。←ママの年齢はないしょね〜 「家ではなかなか大きな絵が描けないので、楽しんでいるようです。 絵を描きながら親子の会話も弾みます」と話す。 杉浦さんが心がけているのは、子どもたちに絵を遊びとして楽しんでもらうこと。 何歳でどんな絵が描けるかといったことは気にせずに自由に描かせる。 「家庭では、裏に絵が描けるチラシやクレヨン←クレパス 鉛筆などをすぐ取り出せる所に置いておくと便利。短期間でもいいので、子どもが描いた絵を家に飾ってあげて」と勧める。 ↑たっくさん!ほめてあげて下さいね 二・三歳の子どもたちに対し心がけているのは、作品を仕上るといったお絵描きではなく絵を遊びとして楽しんでもらうことです〜 遊びを楽しむ中で、お絵描きやものづくりが好きになってほしいのです。 子どもの発達段階のように、0歳からの絵の発達段階というものがありますが、それにとらわれ過ぎないように要注意! 他の子供たちと比べ、大人が望むような絵を描かせようと小さなうちから、教え込んでしまうのは大変危険です。 下記 制作後 記者さんにお伝えした・2・3才さんのお母さんにお伝えしたい事 の抜粋 今回のテーマは、大きな紙にみんなで描こう! 2才さん〜小学生2年生さんがいっしょにお絵かきをしました。 ちいさな子供2・3才と小学生さんがいっしょになってのおえかきは、 難しい点もありますが、おねえさんの描く絵をみて、まねてみたり、 自分より少し小さなお友達がいると、ぐっと大人になって、 めんどうをみてくれたりもして、子供同士良い刺激になると思います。 今日は、幼稚園4才さんの男の子達が線路の上に電車を描いているのを見て 2才のYちゃんが、でんしゃ描きたいといって、クレヨンをもってきました。 描いた後に、「しんかんせんかいた!」といって満足げでしたよ! このタイミングで、お母さんに「しんかんせんかけたの!よくかけたね〜」ってほめてもらえる と どんどんどんどん、おえかき大好きな子供に育ちます! *************************************** 2・3才さんのお母さんに私が伝えたいことは、 絵をかく発達段階、(例えば、スクリブル・点や線から、○へ、○から、目、手が生えて、足ができ(頭 足人)・ カタログ画・地平線などなどなど) 何歳でどのぐらいかけるかという事を意識せず、 周りの子供たちと比べず、 自由にのびのびと、子供と一緒になって、おえかきを楽しんでほしいということで す。 たしかに、何歳でどのくらいかけるかは、気になると思うのですが、 だからといって、「こうでしょ」と(子供の描いた絵を否定して) けっして急いで描き方を教えないでほしいのです。 教えてしまうと子供の絵ではなく教えた人、お母さんの絵になってしまします。 おえかきは、数学のように答えがあるものではありません。 10人の子供が「さる」描けば、10匹のさる。 100人の子供たちがかけば、それぞれ、100匹のさるがいるから、 良いのです。 自由だからこそ おえかきは、楽しく、おもしろいのです。 子ども自身が、同じものを何度もくりかえし描くことや、 お母さんに「車かいて、ひこうきかいて」 とせがむときは、思う存分かかせたり、かいたりしてあげて下さい。 ちいさな子供たちは、くりかえしや、まねることを通じ、 じょじょに、自分の絵が描けるようになってゆくと思うのです。 大切なことは、おえかきという遊びを通じて、子供と会話し、 子供のお話をきいてあげて、 子供といっしょにいる時間を楽しむことです。 (子供が描いた、1つの丸が、お顔だったり、食べ物だったり、のりものだったりするのです。) 子供がいつでも安心してお家で、おえかきができるように、 環境をととのえてほしいです。 環境とは、 @チラシの裏でも、カレンダーの裏でも良いので紙を用意する事 紙とおえかきの画材(クレパス・えんぴつ・カラーペンなど) をすぐ出せるところに置くこと (はさみ・のりなどの工作の材料があればなお良いです〜) A自分の好きなように描いていいんだ!と安心して、思う存分にかける環境 (おえかきクラブには、毎朝学校に行く前におえかきしてから、学校に行くという子供や 時間さえあれば お家で紙工作をしているという子供もいるほどです。) おえかきクラブ「OYAKO」で、お母さん方にお願いしていることは、 ・子供が描いた絵のいいところをみつけて、たっくさんほめてあげてください。 ・出来上がった作品を、お家に飾ってください。 ・おかたずけまで、きちんとできるように。 です。 3才さんのYちゃんのお掃除の上手なこと!! ほうきやぞうきんできっちりお掃除してくれます(笑) そして、時として、温かい目で、じっと見守ってあげること、 おえかきに限らず、これが何よりも大切かもしれませんね。 ↑安心しておえかきできる環境づくり 「のびのびおえかき!」「楽しくものづくり!」 おえかきクラブ「OYAKO」は、季節のテーマを中心に、 絵・工作・版画・砂絵・おもちゃづくりなどを楽しんでいます。 ・2才〜小学生さんとお母さん ・毎週水曜又は金曜 13時〜17時の間の1時間半程度 ・東京都北区赤羽(メイン会場は、赤羽会館・文化センター) ・その他単発で王子や十条でも行っています。 土曜クラブ(赤羽・王子・・・王子は北とぴあ) まちなか工房・おえかきクラブ「Kids」(十条・・・十条富士見銀座のまちな か工房) *************************************** 今日のテーマは 大きな・大きな紙にみんなで描く 「はんこう遊び」「いろいろな道具」でまちづくり ★参加メンバーは、2才さん〜小学2年生さんとお母さん ★使った材料・道具 「はんこう」作る ダンボール・波ダンボール・ダンボール・梱包用シート ストロー・ぼろ布・ちり紙・輪ゴム・ストッキング・割り箸 「はんこう」家にあるものをさがす キャップ・紙コップ・フイルムケース・サランラップのしん・梱包用シート いろいろな形の木・マッチの箱・消しゴム・ ハッポスチロール その他なんでもOK(野菜の切れ端など) 「道具」 刷毛・ローラー・スポンジ○・絵の具・クレパス 割り箸にスポンジをつけたもの 割り箸にストッキングをつけたもの ちりがみをぼろ布でつつんだものなどなど 「紙」 模造紙をセロテープで貼ったもの (毎回このような制作を行っているわけではなく、通常はF6サイズの スケッチブックを使用しています。) *************************************** 今回の取材を通じ、 多くの方々に、子供たちの絵の楽しさ、すばらしさが伝わり 子供と一緒におえかきを楽しんでみよう!というお母さんやお父さん おばあちゃんや、おじいちゃんが増え きらきら、目をかがやかせながら、おえかきする子供たちが もっともっと、増えるといいな!と思います。 *************************************** 長くなりましたが、2・3才さんについての補足をさせていただきまし た。 *************************************** つづき 子どもは1歳前後から、筆記用具を持たせると、いたずら書きをするようになる。 最初は不規則な点や線だがやがて弧や円へと発展し、三歳くらいからは、パンのつもりで円を描くなど 意味づけが出来るようになる。 二・三歳の子どもに対し、典型的な花や自動車の形を描いてやって、形を教えようとする親は多い。 元高知大学教諭で子供と絵についての著書も多い鳥居昭美さんは、この時期に形ばかりを教えることは、子どもが自由に手を動かす事を制限したり、自分の意思により喜びや発見を損ねることにつながると指摘する。 「自分の感覚で表現する力を育てるにもマイナス。塗り絵も与えるなら七歳くらいからにした方がいいでしょう」 鳥居さんはむしろ、「子どもが自由に描いた絵の中身を親が聞くこと」を提案する。子どもが受けた感動を共有し、表現する喜びを育てることに結びつくからだ。 ポイントは年齢にあった聞き方。 二・三歳ころは、「これ何?」と描いたものの意味を聞いてやる 四歳以降は「これは何しているところ?」と絵に表現された話の中身を聞いてやる ただし夢中になって描いている時はしつこく聞かずに見守る。 「絵を描いて少しぐらい汚れることは大目に見てやってほしいですね」と鳥居さんは話している。 記事掲載以上 *************************************** おえかきクラブでは、絵の描き方は教えていません。 小さな子どもに絵の描き方を「こう描くんだよ〜」と見本を描いてしまうと、子どもたちは、「ああそうか!」こう描けばいいのか!と思い、自分らしい表現ができなくなる可能性があります。 本来、見て・気づいて・感じて・想像して楽しみながら描くお絵かきが、図になってしまいます。 それでは、 例えば、車描きたいけど、車の描き方わからない・・・。という子どもがいたらどうしましょう? 車と一言で言っても、色も形もいろいろです。どんな車が描きたいのか子どもが決め描いて行くのです。 2・3歳の子ども達は、「何色のくるまかな?」「タイヤくるくる〜」「おまど〜」「だれのってるかな〜」などとお話し&おえかきを楽しみましょう。 はたらくくるまかきたい!パパのくるまかいたい!幼稚園バスかきたい!などと この車描きたい!とはっきりしている場合は、 @言葉がけにより、車の形や色を思い出させる 事がよいでしょう 「はしご車をかきたいけど、かけない〜」 「はしごしゃ見たことある?」「何いろかな?」「はしごしゃは大きいかな小さいかな?」 「はしご車は四角い?丸い?」「何が付いてるかな・はしごながいかな?」 「走るの速いかな?」 Aおもちゃの車などをさがす B図鑑や絵本を見る (1つではなく、たくさん情報があると良い) もっと良いのは、実物を見て体感する事なので、 C外に車さがしの旅にでる!! 例え、絵にならなくても、お絵かきを通じ、子ども達が いろいろな事を知るきっかけになれば◎二重丸◎なのです。 ★クレパスがなくても、画用紙がなくても、身近な道具でおえかき遊び★ 自由にのびのびと、子供と一緒になって、おえかきを楽しんで下さいね!! |